2009年11月 - フィールドノート Level チラシの裏

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とろけハウス更新project、第27週目その2

その1からの続き。
下の画像は一階奥隅の土台と柱の結合状況。ここも溶け捲くってるでしょ。
左からの土台と柱は芯が残ってるけど、奥行き方向の土台は芯まで溶けちゃってる。
w27-2_01 二階の戸袋下部のモルタル仕上げに問題があってそこから雨水が浸入した結果がこれ。
 掃除機とブラシで掃除したから見せられるけど、外壁を剥がした直後なんて泥粘土が詰まっているのかと思った位だった。

経年の劣化で防火板の出隅部だけモルタル仕上げになっている、そのつなぎ目からも浸水していた。
w27-2_02 古くからの住宅街でこれは良い!と思う様な古い建物があっさり解体されてしまったりするけど、外見は手入れ良く見えても特に水周りなど壁板一枚剥がすとこんな感じに腐食している例が殆どだと思うし、築浅の木造住宅でも新築時からベランダの防水が切れていたせいで、梁が完全に溶けて無くなってしまった例もこの目で見た事がある。
 私自身は古建築物の保存活用には大賛成なんだけど、素人さんが自宅の壁剥がして柱や梁がこんなになってたら、かなり不安になると思うのです。所有者や住人の事情も考えず無闇に「なんで壊した」とは言えないと思うのですよ。
 
 もし残したいなら古建築物が好きな建築職人を募集し取り纏め、保存に理解ある古建築物所有者とを引き合わせる組織とか誰か創ってくれないかな?
 昔の建築物から得られる施工ノウハウは多いので、俺だったら喜んで参加しますよ。

 この柱は取りたくても残す予定の壁に絡んでいるので、腐食部分を綺麗に掃除し添え柱と余り物のステンレス板にて補強する予定だ。

さて、自宅で暇を持て余していた破壊魔王コーミ氏が「俺に風呂とトイレの排水配管をやらせろ」と申し出た。
一人で作業をさせるとトンでもない事を仕出かすので、私が居る時にならと話を受けた。
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途中まで敷設してあった排水管を延長する為、床のコンクリをダイヤモンドカッターで切断する。
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一緒に連れてきた甥っ子が力仕事メインに、穴掘るわパイプを延ばすわと大活躍。やっぱ若いって良いね~
ガシガシ掘り進めていたその時、
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甥っ子>「おじちゃん、何か硬いガラスみたいなのが出てきたよ」
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へ、何?人骨みたいな色だな???ありゃ?陶器の破片じゃん。
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!便器!キタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
w27-2_10 大変なお宝が出土してしまった。
即工事停止を指示、「好きなジュースでも買って休憩する様に」と甥っ子に小銭入れを渡す。

w27-2_11 呆れ返って笑いが止まらぬ二人ww

w27-2_12 ここ掘れワンワン、お宝ザクザク。
 この家を建てる前にあった便所を解体する時その場で叩き壊した残骸だ。
 全穴の便器と同じ直径程の甕も出てきたので、てっきり汲み取り便所の遺構かと思ったのだが、その底に排水の穴がある事に気づいた。
 子どもの頃の記憶が蘇る。これひょっとして江戸便所?

w27-2_13 各部品の配置寸法を計測し気が付いた破片は全部掘り出した。
 更に詳細な調査を行い公表する為だ。

w27-2_14 この翌日に今回掘り起こした一帯にコンクリートを打つ予定なので、大急ぎ配管と埋め戻しを行う。

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一日の作業を終えて車庫側のドアから家に入ると、オークションで入手したマキタのスライド丸鋸が到着していた。
我が家のネコちゃんが盗まれないようにと箱の上で不審者の立ち入りに目を光らせていた。
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「お帰りなさいませご主人様、写真撮るなら伝票が見えないように隠しますね。」(ネコちゃん談)
結構高価だけどこの先の細かい木工や内装工事に活躍してくれると思い買ったのだ。
それだけじゃ無くこれを活用出来るような仕事も受注しないとねw



**20100126-0205→20091129**
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とろけハウス更新project、第27週目その1

11月22日から28日まで。今回は画像が多いので2部構成で行きます。

今週から定期的に入る仕事の受注を控えて、外壁の仕上げを急いだ。
近所の図々しい野良猫が隙間から侵入して、そこいら中に小便をしまくるからだ。以前2階の部屋隅に
追い詰めたら、何と隙間から壁を垂直に走って逃げやがったwwありゃ本当に化け猫です。
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まず先々週残った2階の外壁3分割張り部分。既存の防火板との繋ぎ目用の金物を製作する。
お互いの板に段差があるので断面を微妙なS字に加工。
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w27-1_03 お隣さんの壁を利用させてもらい、接着剤で固定する。

作業状況写真。おい、おっさん、背中からシャツ見えてるぞww
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w27-1_05 こんな感じに3分割。

w27-1_06 張り終わった。

また1階に戻り、霧避け庇の上は外部から釘が打てないので、さっきと同じ様に上だけ分割して下から釘を打つ。
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窓下も張り終わり。何か窓の上と下で見た目全然違うなww
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いよいよ最後1階から2階まで通しの幅一間(1818mm)分が残った。防火板の外しに取り掛かる。
w27-1_09

あちゃーーーーww残すつもりだった窓上の防火板まで割れちゃったww
w27-1_101

ジャーーン!新しい霧避け庇の鉄板を作ってみた。
どうせ割れたんだったら、全部撤去してついでに霧避け庇の鉄板も補修しようと思ったのだ。
下地の木が弱ってるので、接着剤で重ね葺きする。
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結局1階の外壁は全部ナマコ板になっちゃったよwww
w27-1_13

その2に続く
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今解き明かされる江戸便所の全て(序)

江戸便所。

この呼び名を平成の世に生活する皆さんはご存知でありますか。

第二次世界大戦前の東京に建てられた住宅で、台所から出た排水を一時屋外の小さな
水槽に溜めて大小便を洗い流す為に使う。
そんな便所が1970年代末頃までは都内でも散見されたのだ。

そして21世紀の今、その遺構が便所マニアが監督指揮する工事現場にて発掘された。
ex-0002今回50年ぶりに掘り起こされた大便器の破片。

ex-0001遠い未来に大騒ぎになるとも考えなく押された焼印。
メーカー名は読み取り難いしロゴは見た事のない意匠だ。


遺構発見時の状況リンク→とろけハウス更新project、第27週目その2

これ以降のエントリーではそんな江戸便所と呼ばれた汲み取り~水洗の過渡期に存在した便所の構造をレポートしたいと思う。

乞うご期待。
20091127
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2011年10月15日追記
建築設備系ブログ「イタンデイコウ!」管理人のfacilities01様から頂いたコメントにより、
上記ロゴマークのメーカーは戦前に存在した「村万製陶所」である事が判明しました。
確かに「TRADEMARK ロゴ MURAMAN」と読むことが出来ます。
facilities01様、貴重な情報ありがとうございました。
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とろけハウス更新project、第26週目

11月15日から21日までの分。
w26_ex01 今週はこんな送電線の真下にある大きなマンションモデルルームの屋根工事に掛かりっきりで、雨が降った内の一日だけしか作業出来ず。

一本18.2m巻きの鉄板コイル6本も使う大きな屋根。周りから見えないから何色でも良いよって言われたので、在庫で持ってた、白、の3色混ぜ葺き。
仮設の箱樋は、の2色で製作。
国鉄時代の山手線とかで、他の色が混ざって走ってるの見かけたなぁ何て思い出した。
w26_ex02w26_ex03

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先週ぶら下げたままだったサッシの下に枠壁下地を作った。両脇の材木は既存の物を水洗いして再利用。
写真の通り縦が8cm程小さくなりました。
w26_01

先日頼んでおいた古い電話線が撤去されて、すっきりした碍子周り。
電灯線は将来右壁面から引き込むので、この2個の碍子は飾りになる予定。
w26_02

最近、窓を開けて静かに作業していると外から「あ、あった、ここだここだ!!」と言う声が聞こえた。
そっと外を覗いてみると、若い男女がこちらを指差して何やら話をしてる。

既に何処かで話のネタになってるのかな?実は場所を知ってるという方はどうぞ御内密に。
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神奈川県三浦市、ある漁港の公衆便所

2007年4月取材。
m1m2神奈川県三浦半島の南端にある三浦市。
東京からだと夏は海水浴、それ以外の季節も海産物を味わったり灯台見物や岩場遊びと、日帰り観光地として人気のある地域だ。

目前に城ヶ島が見えるある漁港にこの物件はひっそり存在していた。


m3いやー、いい味わいな南京下見に枯れたナマコ板の小さな建屋。
今や貴重なマルフクの看板に目を引かれながら通り過ぎようとした
その瞬間、

m5    ーー

m6勿論即停車、詳細な調査に入った。
まずは手洗い。
配管が古くなるとこの様な露出配管にするが、ここの場合は最初から露出配管だった模様。
蛇口は右のほうが古いかな??
左のキー式は後から管理目的で交換したと推測するけど。

m7小便部は3人が同時に使用できる壁式。
昔は先を争って行列が出来たのだろうか。

m8トイレの管理以前に使用者がゴミを捨てる様で、あまり高画質で画像公開するのを躊躇う状況であった。

m9(´Д`;)ハアハア
大便器は???

m10金隠しの縁が何故か綺麗に割られてるww
後部も何を落とした(ぶつけた)かひびが入ってる。

m12出た~~!!
象マークの西浦製陶!

m11この便所の特徴は、便槽の深い事。
正確に測った訳ではないが、便器の縁から少なくとも2mはあったと思われる。
汲み取り頻度はわからないが、内容量が多い時に子どもが落ちたら本気で助からないであろう。
もう一つ、台風などで大量の海水が流れ込んだら‥

想い多き漁港の便所でした。


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とろけハウス更新project、第25週目

11月8日から14日まで。
この週は某官庁施設の加湿器取り付けや送風ファン分解整備など、自宅工事より食べる分を稼いできましたw
なので余り捗っておりません。
w25_ex1w25_ex2


------
大雨が降ると我が家のパラペット脇から隣家の窓枠に向かって雨水が引っ掛かっていたので、まだ手が届く壁を張る前に自作の水切りをコーキングで貼り付けておいた。
壁施工直前に雨が降って効果を確認できたよww
w25_01 私が工事する前は、木製の窓枠からかなりの雨水が浸入していたと聞いた。
 これでもう大丈夫でしょう。

どんどん張り進め、最後の一枚は既存防火板との取り合いで上,中,下と3分割して真ん中の一枚を左の窓から身を乗り出して張り逃げる。
w25_02

お次は1階の新築時に便所だった窓をアルミサッシを取り付ける。
新築時の小さな窓だった頃の水切り鉄片が出てきた。
w25_03

昭和46年に行われた改装で窓を大きくしてある。当時の木製窓枠はタバコのヤニでベタベタだったので
問答無用で廃棄。現在この枠寸法に対応するアルミサッシが販売されていないので新たに枠下地からやり直した。
w25_04

窓の上の漆喰壁は残すつもりだったんだけど、窓庇の腐食を部屋内から修理する為残念ながら撤去した。
泥壁さんさようなら。意味無いけど叩き割らないで外したよw
w25_05

既存の枠上場合わせにするので、下は大きく撤去。ただこの上枠も逆「へ」の字形に歪んでおり、左右端で2センチも高さが違うのだw
なのでアルミサッシ枠の水平は、下の木造作の精度に頼る様にする。
w25_06


w25_07 何だか御器被りの糞やチュウ太郎の足跡が沢山あったので、豪快に水洗い。
 お隣さんの壁も綺麗にしておいた。   違!

 昔はトイレの壁を作るのに、土台を半分も欠いちゃうんだからなあ。
 今じゃ考えられないよ。


アルミサッシ枠組みあがりましたよ~
w25_08

w25_09 野良猫侵入防止のため、コンパネの端材で穴ふさぎ。
 今週は外壁の下地まで出来ませんでした。
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とろけハウス更新project、第24週目

いよいよ11月。1日から7日までの状況。
w24_ex1w24_ex2大変世話になった取引先社長の葬儀やら
元自宅至近での航空祭見物、息子の通う学校での文化祭見物など所用盛り沢山の週で、またも作業捗らず。
しかし西武池袋駅の耐震補強工事、結構豪快な金物入れ捲くってますなww

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w24_1まだL溝が無かった昭和の中ごろは、道路地境の概念も薄かったのだろう。
画像の通り地境に給水管の芯が通ってしまってる。よってメーターボックスが区道に食み出しているのだが、東京都水道局の担当者に現地調査してもらった所この様な場合の配管やり直しは個人負担になるそうだ。
バルブの一次側を外す事になるのだが、凍結工法で配管を振りなおしてくれとの事。
さすがに俺もそんな道具持ってないからな。
この作業は知人の水道工事専門屋に頼むか。


w24_2以前の所有者が電話を3回線持っていた様で、不要な電話線が3本も絡み捲くり。
一時的に碍子に縛っておく。
これは来週早々NTTから撤去に来る約束をしてある。

w24_3余った鉄板を細かく切りパラペット上笠木の釘頭にコーキングを塗って載せる。
その昔、コーキングの質があまり良くなかった頃、その劣化対策としてやった小細工。



w24_4食み出したコーキングは硬化した後で切り取ります。

w24_5玄関枠の金物も端から順番にコーキングで固定。
今回の外部シールは、高価だけど変性シリコンを奢ってみました。
普通のシリコンコーキングは内部の見えない所だけに使用ね。

w24_6二階北側の外壁下地も既存の垂木が外に食み出しているので、勿体無いけど撤去して新たに下地を作り直します。
効いてるのか良く判らない筋交いは、金物の補強を追加してもう30年頑張って貰います。

w24_7この間柱から厚み27mmに変更。
何の事は無い、材木屋に30mmの間柱在庫が無かったからww

w24_8残した防火板の寸法にあわせた水切り金物を自作。
来週からナマコ板張り込みますよ。

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