取引先が無くなると言うこと 2 - フィールドノート Level チラシの裏

取引先が無くなると言うこと 2

大分間があいてしまいましてけど、前回の続きです。
前回記事 取引先が無くなると言うこと1

電話に出る。
番頭:「lcxさん?××の■■です。急な話で申し訳ないのですが、××が先週いっぱいで廃業してしまいまして。
私も今朝お店に来て初めて知ったんですよ。それでまずはお得意さんへ連絡と思って。」
当たり前だがその口ぶりから動揺が感じられた。
私:「実は先週末そちらのお店の前を通りかかって、廃業の張り紙に気づいていました。」
番頭:「代わりの材料屋を紹介することも出来なくて申し訳ありません。私もこれからどうしたものかと。」
私:「私は携帯番号変えませんのでそのまま残して置き、■■さんがもし同業他社へ転職したなら必ず連絡ください。
お客として付いて行きますので。」
しかし番頭さんとの付き合いはこれが最後になった。

番頭さんとは普段余りプライベートな事は話さなかったのだが、私と同じ位の年齢だっただろうか。
以前大きな材料屋に勤めていたとの事で、板金材料の取り扱いや特性、大凡の納期、適切な工具の事も良く知っており、
施工前の相談から発注まで安心して頼める人であった。
最近は食品スーパーのような自分で選んで買い回る材料店、工具店が増えているが、そこの店員全員が必ずしも材料に
深い知識を持っていたり店も問屋に納期的な融通が利くかというとそうでも無いのだ。

また20年ほど前まで、街の小さな材料屋の社長は小僧時代一緒に働いた同期生とネットワークを組んでいて、遠くの現場で
材料が足らなくなったりして取引店に居場所を電話すると、「▲▲って店に行き俺(社長)の名前出して品物貰って!」と
店同士の伝票融通で商品を間に合わせることも出来たのだ。
こういう経験をしているので、有能な個人店員は応援し付いていきたくなるのである。

さて当面の材料手配をどうするか考えなくてはならない。掛売りでなく現金払いで仕入れに行く事になるが
「現金払いで仕入れに行く」
2000年(平成12年)秋に起きた換気扇や配管材料を仕入れていた店の、倒産に纏わる話しがあるのでそれを続けてみたい。

都電雑司ケ谷駅


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